リタイア世代のアクセサリー選びは「少し大きめ+半分本物」志向で。
若い頃からずっと、小さくて繊細なアクセサリーが好きでした。
当時も今も、いわゆる「宝石」にはまったく興味がなく、ゴールドやシルバーを細かく細工したり小さい半貴石入りのピアスや指輪やペンダントを少しずつ集めてきました。
ところがある日気づいたら、こうしたアクセサリーの大半が似合わなくなっています。
加齢で肌のツヤやハリがなくなり、若い頃の自然な華やかさが失われてくるにつれ、小ぶりのアクセサリーをつけると自分自身の顔や肌がさらに地味に、くすんで見えてしまうことに気づいたのです。
そのため、最近は意識してこれまでより少し大きめのアクセサリーをつけるようにしています。
といっても、金銀メッキのコスチュームジュエリーのようなピカピカで大振りのアクセサリーは、若い子がつければキッチュでお洒落に見えても、私の年齢では却って安っぽさが際立ち、いかにもオバサン風になってしまいます。
逆に、本物の金やプラチナ、宝石などが入っていてある程度の大きさを求めると今度はお値段がはってしまい、リタイア世代の家計を直撃。無理です。
そこで考えたのが、お財布に優しく、そこそこクオリティーも高い「半分本物」志向。
メタル部分はシルバー100%、ゴールドの場合は14K ゴールドフィルドメッキ。チェーンを選べれば少し太めのものにして、半貴石ももともとの好みより若干大きめを選びます。
贅沢とまではいきませんが、何年も着続けているお気に入りの服に合わせても、安いファストファッションでも、それなりに年齢相応のお洒落ができているんじゃないかと自己満足。やっぱりアクセサリーをはじめ小物類は大事です。
写真は昨年末のバリ旅行で購入したウブドのSunbathというお店のもの。すべて地金は本銀で、ゴールドは本金メッキ。3点合計で3万円程度でした。ここのところ、とっかえひっかえつけているお気に入りです。