ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

リタイア後に住み替えるなら小さな家

昨日ランチした、カナダから一時帰国中の夫の従姉夫婦。2人ともアラ還です。

 

最近、夫のリタイアを機に郊外の庭付き一戸建てから、都心の駅から徒歩5分の中古マンションに引っ越しました。

 

妻はガーデニングが趣味で郊外生活を随分楽しんだようですが、やはり50代以降は庭木の手入れも大変になってきた上に、とにかく家や庭の掃除が負担になってきたと言います。そこで愛着のある家を手放しマンションに移ったという経緯。

 

選んだマンションには小さな庭がついていて、ささやかなガーデニングも楽しめるそうです。

 

また駅近で、そこそこ大きいショッピングセンターに隣接。スーパーマーケットも歩いてすぐなので、以前に比べて日常生活がとても便利になったそう。広さを聞いたら90㎡程度というので「私にはまだ大きすぎる!」と言ったら笑われました。

 

従姉夫婦も我が家もそうですが、夫婦二人で週1度の全体掃除(それ以外に1,2回は簡単に掃除機をかけたりはしますが)はこれから年々大変になってきます。負担を軽減するためには面積を減らすしかない、というのが現在のところの解決策。

 

こう考える人は私たちだけではなく、シンガポールでは夫婦のリタイア後にマンションをダウンサイズする人が少なくありません。つい最近も、母親と2人暮らしだった友人が、母親が亡くなったのを機に3LDKの公団住宅を売却し、2LDKの部屋に引っ越しました。その差額でローンの残りを完済。まだリタイアはしていませんが、仕事をフルタイムからパートタイムに替えて生活に余裕もできたといいます。

 

娘が巣立ったら、我が家でももう一回り小さいマンションに買い替えるか、もしも資金に余裕があれば古くてもいいので安い公団住宅の部屋を買えたらいいなと思っています。