ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

船に乗ってSt. John's Island(セントジョンズ島)でお散歩&海水浴

メーデー祝日の5月1日。恒例の休日散歩を船に乗ってSt.John's Islandでしてきました。

 

シンガポール自体も島ですが、豊かな自然が残るウビン島でサイクリングしたりハイキングしたりして過ごすのはシンガポール人に人気のレクリエーション。St.John's Island(セント・ジョン島)はウビン島と比べるとぐっと知名度が低いですが、その分空いているのでゆっくりできます。

 

まずは地下鉄、Marina South Pier駅を出てフェリーの切符を買います。2島をめぐる周遊券で大人$15(約1,200円)、子ども$12(約1,000円)。いつものお散歩よりちょっと贅沢ですが、島には飲食店が何もないのでピクニックセット持参。これ以外にお金はかかりません。

 

待合室でフェリーを待ちます。

 

フェリーはこんな感じ。100~150人乗りくらい。

 

マリーナベイエリアを反対側の海から見ています。

 

停泊中のコンテナ船やタンカー船の間をぬうようにゆっくりフェリーが進みます。ヘリポート付きシンガポール海軍の船も。

 

これがSt.John's Island。1時間もあればぐるっと島中を歩けてしまうくらいの距離です(実際は2つの島がつながっているので、1つ1つの島はさらに小さい)。

 

30分で到着。フェリー乗り場から5㎞くらい。セントーサ島からは2㎞もないくらいの距離です。島には本当に何もありません。

 

St.John's Islandから見たセントーサ島とシンガポール島。

 

説明板によると、この島はもともとマレー語で「サキジャン(鹿が鳴く)」島と呼ばれていたものがなまって「セント・ジョン」島になったそう。もともとは新たにシンガポールに到着した人の検疫所、そして第二次世界大戦後は政治犯および麻薬中毒者の隔離施設として使用されていたそうです。

 

現在はキャンプ場などのレクリエーションに使用されている他、国や国立大学の海洋研究所や水産物の養殖研究所があります。

 

残念ながら、研究所併設の展示場は改修中で見られませんでしたが、こんな大型タンクが置いてある建物が点在していました。

 

島内の道はよく整備されています。ワイルドな感じはあまりせず。

 

でもやっぱりワイルド。

 

道でつながった隣のLazarus Island(ラザロ―島)へ。釣りをする人やスキューバダイビングをする人たちがけっこういます。

 

ビーチ到着。

 

白砂の海岸。さすがに石垣島の海とまではいきませんが、じゅうぶんきれいで透明度も高いです。沖にはコンテナ船がたくさん停泊しているのにこの美しさにはびっくり。

 

木陰にマットを敷いて、泳いだり、持参のサンドイッチ食べたり、本を読んだり。

 

自家用クルーザーで来ているリッチな皆さんもいましたが、外国人建設労働者のグループもいて(彼らはビーチつきの公園が好きでお散歩に行くとよくみかけます)、ビーチはとっても平等。

 

最後は公衆シャワーでざっと潮水を流して着替え。9時半に着いてから13時50分のフェリーに乗るまで4時間以上、ゆっくり過ごしました。

 

フェリーの窓から見たKusu島。ここでも降りられます。次は寄ってみたい。

 

面白かったのは、島内にいる間にスマホの電波が弱くなったり、フェリーに乗っていると圏外になって海外旅行者向けのメッセージが入ってきたこと。

 

この島の向こうはすぐ、インドネシア領バタム島。シンガポール領って本当に狭いんだなと改めて感じました。