赤くないアカバナー ~ 純白のハイビスカスはアネゴ肌
まったく紅くないアカバナー、純白のハイビスカスは庭師Tさんと私の大のお気に入り。
繊細で中ぶりの花びらが愛らしく、像の花のように長く伸びてちょっと曲がった花芯がユーモラスでもあります。
Tさんが言うには、これも赤と同じ原種に近い種類だそうで、同時期に同じ場所に植えてもらった4本のハイビスカスのうち、一番大きくなった姉貴分。しかも場所的に台風や冬の風が直撃する一番厳しいところに植わっていて、他のハイビスカスたちの風除けの役目も果たしてくれています。可憐に見えて小さい子たちもよく守ってくれるアネゴ肌なヤツ。
こちらの記事のオレンジフラミンゴも同じですが、
私の経験からいうと、どうも葉っぱの形が細長い系は強く、丸い系は比較的弱い気がします。勢いがいい時には葉っぱが濃い緑色になってつやつやと輝きます。
樹形を調えるためちょっと前にTさんがばりばりに刈り込んでしまったため今はあまり咲いていませんが、夏になると多いときで30個以上の花をつけて目を楽しませてくれます。感謝!
このハイビスカスの白い花が一斉に咲き乱れ、沖縄ブルーの青空に映える頃には夏本番です。