バード・パラダイス! シンガポール
隣のマンションの前を通りがかったら、ものすごく大きな鳥の鳴き声がしました。
何かと思って見上げてみたら、鳩くらいの大きさの鳥が二羽。縄張り争いなのかどうも喧嘩してるようで、そのうるさいことうるさいこと。
ググってみたら、どうもAsian Koel(オニカッコウ)という鳥のようです。
別名、アラーム・クロック・バード。確かに朝からクォー、クォーと喉を振り絞って大鳴きするので、シンガポール人でこの鳥の鳴き声を聞いたことがない人はいないはず。
最近、うちの近所でよくみかけるようになったのは、こちら。
コウライウグイスという鳥らしいですが、マンゴーそっくりの色で、2、3羽並んで飛んでいると目立つこと目立つこと。さすが南国。
故リー・クワンユー元首相が国中に樹を植えまくってくれたおかげでシンガポールはとにかく緑が多い国。庭園都市と言われるゆえんで、木があるところには鳥も集まります。
夫の友人夫婦はバードウォッチングをして写真撮影するのが趣味で、シンガポール内だけで驚くほどいろいろな種類の鳥の写真を撮って、日々膨大な量を自分のブログにアップしているそうです。
もう一つ、鳥といえばシンガポールに欠かせないのはこれ。
Javan Myna(ジャワハッカ)。鳩と並んでどこにでもいますが、一番数が多いのが何とホーカーセンターの中。残飯を漁るのはもちろん、ちょっと油断しているとまだ箸をつけていない皿にまで首をつっこんできます。傍若無人とはまさにこのこと。目つきが悪いのも可愛くない。
と、可愛い鳥、可愛くない鳥いろいろいますが、シンガポールが鳥たちにとって居心地のいいバード・パラダイスなのは間違いありません。