ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

ピクニックwithオーケストラ

昨夕はシンガポール政府ご自慢の植物園、Garden by the Bayのイベント広場、The Medowでシンガポール交響楽団(SSO)の無料コンサート。

 

もう一つの植物園Singapore Botanic Gardensでもよく無料コンサートが開かれているのですが、Garden by the Bayは比較的最近、年1回この時期に開催されるようになりました。屋外で週末の夕方とあって、たくさんの家族連れで賑わいます。

18時到着。ちょうどリハーサルが終了したところでまだ陽が高い。三々五々聴衆が集まってきます。びっくりするほどたくさんの鳥が空を飛んでいます。

 

本日のメニューはピタパンセット。

 

ひよこ豆のファラフェルとフムス、グリーンタヒニ、チキンシュワルマにサラダ。ピタパンは焼いてから切ってあり、具をはさんで食べる。以前バイトしていたイスラエル料理屋で覚えた本格レシピです(あまりにも給料の支払いが遅れるので辞めましたが)。

 

親戚の家族が参加する予定だったのでたくさん作ったものの、直前になって来られなくなり、3人で食べるには多すぎる量。しかも娘のリクエストで彼女用のハム入りマカロニも。フルーツは別腹です。

 

ほとんど残して持ち帰りました。

18:30開演。指揮は若手のジョシュア・タン。プログラムは、

 

王宮の花火のための音楽序曲 byヘンデル

ペール・ギュントより「朝のムード」と「山の王のホールにて」 byグリーク

ハンガリアン狂詩曲#2 byリスト

スペインの色 byリムスキー・コルサコフ

スラブ舞曲#1 byドボルザーク

 

おなじみの東欧テイストの曲がたくさん。楽しい。

 

客ものりのりで、家族で食べたり飲んだりしながら音楽に合わせて体を揺らします。小さい子どもたちも楽しそう。Botanic Gardensのコンサートには娘が1歳になるかならないかの頃から連れていきましたが、子どもの頃からこうやってお金をかけずに本物の芸術に親しめる環境は本当に大事だと思います。

 

私はといえば、ペール・ギュント組曲の朝の曲が中高時代の朝礼の曲だったのを思い出し、久しぶりに聴いて思わず落涙。ワイン飲みすぎたかも。

夜も更けて1時間程度でコンサート終了。残ってピクニック続行する家族たくさん。娘は同じくらいの年齢の子と友達になって、2人でずっと逆立ちをしていました。

 

4時間近く楽しんで家路に着く頃には、金融街のビルがきらきらに。Gardenから眺めるこの光景も絵画のようでなかなか素敵です。