アンバランスさが魅力のWest Coast Parkお散歩と娘の逆立ち
シンガポール島全体は東京23区程度。ぐるっと外縁を車で一周しても、ものの2時間もあれば回れてしまうくらいの広さです。
そんな小さな土地ですが、意外と自分の住んでいる場所や仕事場近辺以外はよく知らない人が多いのも事実。私たちもチャンギ空港から車で15分程度の東部地域に住んでいるため、東部からダウンタウンにかけてはけっこう詳しいのですが、それより西や北の地域になると、一度も行ったことがない場所がけっこうあります。
今回はそんな未開地域の一つ、西部地域のウエスト・コースト・パークにお散歩に行ってきました。
東部地域と違い、西部地域はもともと港湾・工業地帯で、住宅地ではありませんでした。そこが近年徐々に開発されて、住宅地に変わり、公園も整備されてきた経緯があります。その結果、この公園の位置する海には、コンテナ施設とヨットハーバーが共存する、かなりシュールな風景に。
いっぽう、同じ公園内には、このように手つかずのジャングルの湿地がそのまま残されていたりします。池を泳いでいるのは巨大トカゲ。野鳥も多く、うるさいくらいいろいろな鳴き声が聞こえます。
公園内にはサガリバナ科のキャノン・ボール・ツリー(ホウガンノキ)があちこちにあって、文字通り大砲の玉のような巨大な実がごろごろなっています。これも東部では見られない光景。見れば見るほどヘンな植物です。
一番驚いたのはこれ。
公園のすぐ裏がコンテナヤードになっていて、巨大なクレーンがひっきりなしに動いてコンテナを積み替えています。すごいなー、シンガポールの基幹産業。リクリエーション施設の公園の隣で黙々と働いている姿が神々しい。
そして、この公園でも得意の逆立ちを披露し続ける娘。
どこでも、いつでも逆立ち。
逆立ちで汗を出し切った後は水分補給。
公園内にあるバリ風マクドナルドで、コーラとフレンチフライを買ってもらって大喜びの娘でした。
今日も楽しく家族でお散歩できて感謝!です。