ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

買って良かった調理器具③ ~ KitchenAidのミキサー

日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、シンガポールで一番人気のミキサーといえばこれ、KitchenAidの据え置きタイプミキサーです。

 

日本に住んでいた頃は、もっぱらフィリップスのハンドタイプのブレンダーを愛用していましたが、大きな違いはハンドブレンダーでは難しいそこそこ固いものも捏ねたり練ったりできることと、セットして放っておけばいいので泡立てがとてもラクになることの2点。

 

ビーターを使ってバターと砂糖を混ぜるとこの通り。ふわふわに空気を含ませられます。

もう一つボールを買えば卵の泡立ても同時にできるのですが、現状では1個しかないのでハンドミキサーも併用。

卵は共立てなので湯煎して少し温めてからホイップ。

ベーキングパウダーも加えて、肌理の細かいオレンジケーキができました!

 

4年ほど前に夫に誕生日プレゼントに買ってもらった時にはまだそれほど活躍していなかったのですが、その後調理師学校でパンやパイの作り方を勉強してからはフル活用。

 

以前はスケッパーでひたすら切って作っていたパイ生地はビーターで一瞬のうちにできますし、ニーダー・アタッチメントをつけると手ごねしなくても500gまでのパン生地をしっかりこねられます(ただしスピードによってはヘッドとボディーをつなぐピンが緩んできて外れてしまうことがあるので注意)。

 

アメリカ製だけあってとにかくシンプルですが、馬力あり。アタッチメントを買うとひき肉やソーセージが作れたり、生パスタもできるそうで拡張性もあります。

 

価格はシンガポールで買うと5万円程度するのですが、日本のAmazonだと3万円台。安い! 電圧が違うのでこちらでは使えないのが残念…。

 

 

私が次にほしいと思っているのはこちら。

同じKitchenAidですが、セットしたときにボールが持ち上がる構造になっています。これですと下にお湯を張ったボールを入れて湯煎しながらミキサーにかけられますし、アイスクリームも作れるらしい。プロのキッチンで使っているミキサーはほとんどこのタイプです。

 

こちらでもKitchenAidより若干安い中国製のものがないことはないのですが、数千円から1万円程度の違いなら、とにかく頑丈で「質実剛健」という言葉がぴったりなこのミキサーがいいと思います。