ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

次は絶対に人気スポットに。マラッカ! 

この週末はイースター三連休。

 

シンガポールにいてもやたらと暑いだけだし(普段はイースター過ぎてから本格的に暑くなるのに今年はなぜか3月からやたらと暑い)みんな海外脱出です。娘の話によると、同級生もほとんど旅行の予定が入っているとのこと。

 

といっても、行先は近場の東南アジアの国がほとんど。特にマレーシアはシンガポール人にとっては車で行ける伊豆旅行(しかも物価が安い)みたいなものなので、一番人気。シンガポール政府も連休中は陸路のイミグレカウンターを大幅に増やして対応に追われます。

 

ちょっと前までは我が家でもクアラ・ルンプールに行ったり、さらにその先の高原リゾートに行ったりしたものですが、ここ数年はひたすらマラッカに専念。最初に訪れた8年前にすっかりここが気に入り毎年行っていたのが、3年ほど前からは最低でも年2回、多い年には3回も行っています。

 

その理由を挙げるとしたらこんな感じでしょうか…

 

1.シンガポールの自宅から250㎞くらいでとにかく近く、車で行ける。イミグレ混雑さえなければ3時間。島リゾートと違いフェリー乗り換えもしなくていいので、荷物があっても楽だし、フェリー時間を気にせず出かけられる。最悪、車がなくてバスでもシンガポールから何便も出ている。

 

2.ペナンと並ぶマレー半島パラナカンの代表的な街で、歴史が古く雰囲気がいい。華人文化とマレー文化がほどよく混じっていて心地良い。マラッカ・リバー沿いの旧市街と新開発地区がほどほどにカバーし合って古いだけでも新しいだけでもない。フランシスコ・ザビエル教会やクライスト・チャーチのあるオランダ植民地時代の建物など名所旧跡も多い。街のサイズが大きすぎず小さすぎずなので、我が家の最大の娯楽であるお散歩を楽しむにもぴったり。

 

3.シンガポールと比べて物価が安い。マレーシアの田舎と比べると若干高いけれど、都会なのでサービスはコスパ高し。ホテル、レストラン、ショッピングと、あまり金額を気にせず思い切り散財できる。「これだけ買ったのにこれだけしか使ってないの?」と使った後に罪悪感をもたずに済むのもよい。

 

4.食べ物がとにかく美味しい。レストランで食べてよし、食材を買ってよし。シンガポールとは比較にならないパラナカン料理の水準の高さに加えて、マラッカはマレーシア有数の食品製造業の集積地で、いつも帰りに買い出しに立ち寄るマラッカ郊外のイオンには、ジョホールでは入手できないし高品質のマラッカ産の調味料や加工食品などの食料品が山積み。さらに売っている野菜もキャメロン高原産の新鮮なものがほとんどで、トランク一杯に野菜の買いだめができる。

 

5.シンガポールより雰囲気がのんびりしていて、人々も若干ゆったり。でも都会なのでほどほどの緊張感もありストレスが少ない。観光地ではあるけれど、産業が他にもいろいろあるので、観光客とみるとぼったくりされるようなことがない。

 

と、とにかくマラッカ最高です。

 

本気で一軒家買おうかと不動産価格を聞いたくらい好き(外国人の不動産所有の法律がころころ変わるマレーシアで家買うと後が大変だからやめろと夫に止められて断念)。なぜたいして人気がでないのか全くわからないですが、そのレア感もまた良いです(バンコックやバリ島みたいになってないところもまたいいです)。

 

こんな昔ながらの手作りのブリキのバケツを売っています(ご主人が水を入れて漏れないかテストをしていましたが、5個のうち3個漏れた)。ホームセンターで売っているような中国製の大量生産品とは違い、ブリキの厚みがしっかりしていて私も1個買いました。1,000円くらい。

 

リバー・ウォークのアートカフェ。マラッカ川沿いにこんなカフェが軒を連ねますが、地元アーティストたちによるポップな壁画も有名。

 

ハチドリが普通にその辺にいます(スマホで目の高さにいたのを撮影)。

 

朝なのでまだ人が少ないですが、街並みはこんな感じ。週末の夜はナイト・マーケット開催。

 

夜は名物のピカピカのトライショーがわんさか。花火もあり。

 

クアラルンプール観光のついでにちょっとだけバスで立ち寄る、というツアーも多いようですが、せっかくマレーシア旅行するのなら、マラッカに2泊くらいして存分にこの街を満喫するのがお薦めです。

 

2019年はVisit Malacca年らしいです。とにかくぜひ一度行ってみてください!