夫の母校で娘の意外な才能に気づく。
夫の母校NUS(シンガポール国立大学)同窓会主催のコンサート&映画上映会に行ってきました。
シンガポール国立大学はタイムズ誌ランキングでアジア地域の大学トップにランキングされたり(最新では中国の精華大学が1位でNUSは2位)、シンガポールでは長らく唯一の総合大学だったため、夫を始め卒業生のプライドと母校愛がたいへん強いのが特徴(そんな夫を見ていてNUSなんぼのかと思う私ですが)。
必然的に同窓会活動も活発で卒業生のためのイベントをしょっちゅう開催しています。毎月の無料映画上映会は我が家も常連。
今回は、コンサート&映画上映会&ネットワーキングセミナーがあるというので行ってきました。夫がセミナーに出ている間に私は娘と一緒に卒業生楽団のコンサートに。
まずは学食でランチ。1人5ドル(約400円)のチケットをもらったので、いろいろ食べます。
最初は弦楽カルテット。バロックからタンゴまでのレパートリーを披露。NAOは(NUS Almni Orchestra/シンガポール国立大学同窓生楽団)の略。
こちらの管楽クィンテットの皆さんは、技術もさることながら、子供たちにそれぞれの楽器の役割をアメリカンコミックのヒーローの喩えで教えてくれるなど、工夫がこらされていておもしろい。
みんな忙しい仕事の合間に練習したりこういうスライド作ってるんだろうなーと想像すると頭が下がります。
そして演奏の合間には、The Band Worldという楽器店の人たちが持ってきてくれた子供用の楽器をお試しするコーナーへ。子供たちが群がって大人気。
楽器は子供用ヴァイオリン&管楽器いろいろ。お店の人に教えてもらいながら子供用のフルートを試す娘。全然音が出ない。ところが…
トランペットの吹き方を教えてもらって試したらいきなりこれ。ものすごく大きい音が出ました。
トロンボーンもこの通り。
音のトーンの作り方も教えてもらい、すぐにできるようになります。びっくり。
私自身はピアノ、ヴァイオリン、ハープと弦楽器専門だったので管楽器のことはまったく知らず。ちょっとだけ試してみましたが、しゅーしゅー空気が漏れるだけで、まったく音を出せませんでした。
娘に負けた!
調子に乗って楽器を買ってほしいとせがむ娘。「教室に通って勉強するんだったら買ってあげるけど、練習しないんだったらダメ」と私。これまでもピアノ教室に通わせようとして挫折した過去を忘れていません。
プロにならなくても、自分で楽器を弾けるようになると音楽の楽しみ方がまったく変わってきます。そして音楽は人生を豊かにし、心の支えになってくれる。
これを良い機会に音楽に目覚めてくれたらいいなー、我が娘、と思いました。