ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

ラジオが友だち

石垣島の家&カフェにはテレビがありません。

 

もともとそれほどテレビを熱心に観るほうではなかったのに加え、現実的に大きなテレビを置く設置スペースがとれなかったのと、通算で年に数カ月しか滞在しないのに1年分のNHK受信料を払うのは無駄だと思ったため、工務店さんに頼んでデフォルトでついてきたアンテナを撤去してもらいました。

 

そのため、石垣島での私のリアルタイム情報源はもっぱらラジオ。NHKのAMとFM局をメインに、沖縄ローカルのFM局はたまに、というサイクルでニュースや解説番組、クラシック音楽番組などを中心にラジオを聴き、聴きたい番組がないときにはクラシックのCDをかけています。

 

愛用しているのはJVCのコンパクトなシャンパンゴールドのラジオ+CDプレイヤー。Bluetoothでi-phoneの音楽などもかけられるらしいものの、iクラウド上に保存してあるものをどうやってダウンロードしたらいいのか未だに謎なので使っていません(毎月130円のiクラウド使用料は払ってるのですが)。そのため聴く音楽は限定されています。でも、さすがJVCだけあってこんなに小さいのになかなかの音が出るのが魅力です。

 

ラジオでいいなと思うのは、聴きながら掃除したり料理したりと同時進行で手作業ができること。テレビではこうはいきません。下手をすると次から次へと番組を見続けて一日中テレビ前から動かずお地蔵状態、という危険性もありますので、短期間にめいっぱい石垣ライフを楽しむためにも、ラジオだけにして良かったなと思っています。

 

最近では夫がGoogleスピーカーを買ったため、シンガポールでもスピーカー経由でラジオニュースを聞いています。彼はラジオを聴きながら新聞を読みつつ朝ご飯を食べる、という「よくそんな器用なことができるな?!」という芸当をやってのけるのですが、そのご相伴に与かって、朝のひと時、ケーキやクッキーを焼きながらラジオを聴くこともあります。TV好きな娘が独立して夫と私の2人だけになったら、シンガポールでもTVをやめてラジオだけの生活になるかもしれません。

 

石垣島(のさらに田舎)の夜は静かです。観光シーズン本番前の現在、ちょっと夜が更けると人も車もほとんど通りません。そんな夜半に一人、ラジオに耳を傾けています。

 

ラジオが夜の一番の友だちだった中高生時代に戻ったような気分になります。