ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

イスラム教徒御用達市場、Geylang Serai Marketでショッピング

シンガポールのイスラム教徒なら絶対に行ったことがあるはずの巨大市場、ゲラン・サライ・マーケット。売ってるものすべてハラル(イスラム教の教えに則って準備された食品)で安心安全(彼らにとってですが)。

 

なので、シンガポール中からシンガポール人のみならず、シンガポール滞在中のイスラム教徒の皆さまが買い物にやってきます。お客割合はイスラム教徒(インド人やインドネシア人なども含む)9割、その他1割といったところ。

 

うちは雑食のキリスト教徒でハラルは関係ありませんが、家から近く生鮮食品が安いのと、ローカル料理に欠かせないスパイス類が揃っているのでよく利用します。土日は殺人的に混むので普段は平日に行くのですが、まだ時間が早いから大丈夫かなーと思って日曜日に行ってみました。

 

甘かった。超混雑。

一番のお目当てはこの貝専門店。夫が大好きなムール貝1㎏3ドル(約250円)。いつもお昼前には売り切れで店じまいしてしまいます。

 

それにしても、最初に来た頃には1㎏1.5ドルだったんですが、いつの間にか倍の値段に。インフレだ。

1皿5ドル(約420円)の魚。こんな感じの魚屋が20軒前後あって競争しているのでとても安いのです。スーパーマーケットの半額くらいの値段は普通。チビの娘は人にもまれて押しつぶされそうになって半べそ。

こちらはお肉セクション。羊マークの店でラムチョップを買います。魚セクションと違って肉セクションは床が水で濡れてないので快適。向いの牛肉専門店では、オックステイルや牛すじ肉をよく買っています。その場で卓上型糸ノコで切ってくれる。

 

この奥には果物屋と八百屋、それに乾物屋さんがひしめいています。ココナッツをその場でしぼってくれる店や、バナナの花やナツメを売ってる店、何に使うのか、そもそも何なのかもわからないハーブや香辛料や木の実の類なども豊富(聞いてもマレー語で答えてくれるので根本的な解決にはならない)。

 

馴染みの八百屋のおじさんはとっても明るくて必ずまけてくれるので贔屓にしているのですが、調理方法を聞いても「僕料理しないからわかんない」としか言わないので、仕方なく料理本や料理サイトとにらめっこしながら新しい野菜類にも挑戦しています。次の制覇目標はバナナの花カレーかな。雄しべを取るのがめんどくさそうですが。

 

大好きなこの市場ですが一点だけ難があって、それはハラル市場なので、

 

豚肉が売ってない。

 

仕方ないのでスペアリブ用の肉や点心用のひき肉が必要なときは、別のマーケットまで足を延ばすかスーパーで冷凍のを買います(小中規模のスーパーでは生の豚肉セクションがとても小さく新鮮でなかったりするため)。

 

2Fは巨大フードコートになっていて、マレー系の食べ物は何でもあります。ロティ・プラタももちろんあり。 

www.mrs-lowe.com

 

たまーに日本から観光で来てるっぽい若い女性グループも見かけますが、まだまだ穴場スポットだと思いますので、カトン地区にお立ち寄りの際はぜひw