マラッカのショップハウス・ホテルの草分け Courtyard@Heeren
シンガポール伝統の、パラナカン・スタイルのタイルや鎧窓で飾られた美しいショップハウス。
中はどうなっているのかな、とついつい普通のお宅でも窓の隙間から覗き見してしまうのですが、ここマラッカにはそんなショップハウスを改装したブティック・ホテルがいくつもあります。
中でも私たちが定宿にしているCouryard@Heerenは、その草分けの一つ。Trip Advisorで何度もマラッカのベストホテルに選ばれた実績をもちます。
抜群のセンスの女主人が腕をふるった内装は、往年のマラッカの裕福な華人の邸宅を彷彿とさせます。
吹き抜けの中庭に面した客室。
マレーシア華人のテイストあふれるロビーの調度。
スタンドもマラッカ独特のアンティーク・ランプを使用。
京都の町家みたいなウナギの寝床のショップハウスをつなぐ廊下。
いくつかある中庭(Courtyard)には水が流れているものも。
裏口も手抜きしてません。
朝食は道をはさんだ向かいのショップハウスで。
できてから10年近くたつので最近は建物も多少くたびれてきましたが、その分予約が取りやすくなりました。お値段も1泊1室5千円くらいからととてもリーゾナブル。
こんな重要文化財級のショップハウスに実際に宿泊するのはなかなか他では味わえない体験だと思います。マラッカ滞在の際にはぜひ!