ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

1時間でGardens by the Bayが見られる、Flower Fantasy@Gardens by the Bay

世界最大級のシンガポールが誇る植物園、Gardens by the Bayに「Flower Fantasy」という新しいパビリオンができたと聞いて、植物好きの義母と義妹を誘ってさっそく行ってみました。

 

このパビリオンのコンセプトは、トランジットで半日シンガポール観光をする外国人に対して、駆け足でGardens by the Bayの見どころを集めて紹介する、だそう。巨大な滝が有名な熱帯雨林を再現したCloud Forestや、桜やチューリップなど、夥しい数と種類の花を集めて展示するFlower Domeと比べるとこじんまりした規模ですが、ハイテクと自然をバランスよく組み合わせたこの植物園の特徴がよく表れています。

 

地下鉄のBayfront駅を出てすぐのところにあるBayfront Plazaの一角にFlower Fantasyがあります。

 

入口はこれ。切り花が逆さにして吊るしてあります。巨大なフラワーアレンジメントの回廊。

 

続いてやはりフラワーアレンジメントのボールが、一定間隔で上がったり下がったり。シンガポーリアンはなぜかこういう動くモニュメントが好きで、チャンギ空港にも、国立博物館にもこれによく似た彫刻があります。

 

続いては、本格的にお花の展示。

つつじ、ヒヤシンス、シャクヤク、チューリップ、各種の蘭、藤、フクシア、セージ、ベゴニア、ゼラニウム、ペチュニア、カンガルーポー、などなど、原産国も季節もばらばらな花たちが、我も我もと咲き誇っていてそれはそれは圧巻の眺め。まるでシンガポールに住んでる人たちのようです。

 

この滝のような水のカーテンは、いろいろなパターンが浮かび上がるようになっています。初めてこういうの見ました。

 

クラウド・フォレストの滝のミニサイズともいえます。

 

みな釘付けになったのがこれ。中南米原産の毒ガエル。

 

赤、黄色、青、緑ととってもきれいな毒きのこのような色をしています。このカエルの毒は、毒をもつ昆虫から集めたもので、さらにこのカエルの表皮から集めた毒を原住民の人たちが槍や矢などに塗って使うんだそうです。毒の連鎖。

 

そして最後のアトラクションがこの3Dシアター。

 

トンボになったという想定で空から眺めた植物園の紹介ビデオをみせてくれます。シートは動くし、水しぶきはかかるし、お花の香りは流れてくるしで臨場感抜群。癒されます。

 

他の施設のようなスペクタクル感には若干欠けますが、時間がなかったり、義母のように足が少し不自由で長時間歩くのはムリという方にもお薦め(おそらくそういう方向けだと思いますが、転倒防止&クッション材として人工芝があちこちに敷いてありました)。

 

5月13日までオープン特別価格でチケット販売中ですので、連休中にシンガポールでトランジット又は駆け足でみたい、という方はぜひお立ち寄りを。