ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

いろいろ使える辛くないドライ・サンバル

「サンバル」といえば、マレー料理やシンガポール料理には不可欠のチリ・ソース。シンガポールやマレーシアを一度でも訪れた方ならわかると思いますが、ほとんどの料理についてきます。

 

ですので、作る方もマスト。市販品も多種多様なのが売っていて、私は調理師学校で習った自家製サンバルをずっと使っています。

たいへん手前味噌で恐縮ですが美味。私は少し酸っぱめが好きなので、タマリンドという果実の実のペースを水に溶いたものをけっこう入れます。

 

しかし、最近、近所の公民館のゆるーいお料理教室で習ったドライタイプのサンバルを作ってみたところ、万能であることを発見。ちょっとだけしか辛くないので、子ども向けの料理にも使えます。 

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作り方は至って簡単。

 

・バラチャン 1片(醗酵させた小エビを乾燥して固めたもの。なければスキップ)

・にんにく 5片

・小玉ねぎ 6個 (普通の玉ねぎ大1/2個で代用可能)

・青唐辛子 1本(大きいもの)

・赤唐辛子 1本(大きいもの)

・レモングラス 1本 (なければスキップ)

・乾燥小エビ 150g

・タマリンドの戻し汁 大さじ1を1/3カップの水で溶く(なければレモン汁でも)

・砂糖 大さじ1~2

・塩 小さじ1/2

 

材料はすべてある程度切ってからフードプロセッサーでみじん切りに。乾燥小エビはさっと洗うだけで水に漬ける必要はなし。唐辛子は辛いのが好きな方は小さいのにすると辛みが増します(大きいほうが辛みが少ない)。

 

 先生が用意した材料(倍量です)。

 

バラチャンをつぶして空煎りした後、ちょっと多めの油をフライパンに入れ、にんにくと玉ねぎ、唐辛子、レモングラスをよく炒め、最後に油を吸う小エビを入れて調味料とタマリンド戻し汁を入れ、色がちょっとつくくらいまで炒めたら出来上がり。それぞれフードプロセッサーにかけるのがちょっと面倒ですが、30分もあればできあがり。

 

野菜と一緒に炒めたり、卵を加えてチャーハンにしたり、卵焼きに入れたり、とにかく使いまわしがきいて飽きない味。あまりに便利なので最近、ほぼ毎日使っています。お粥のトッピングでもいいかも。

 

ビーフンに使ってみました。 調理時間5分。

 

作り置きしておくと時間がないときにたいへん便利なので、ぜひトライしてみてください。