ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

Peatixのお薦めで参加した映像ワークショップと映像付きコンサート

昨日は、イベントアプリのPeatrixのお薦めイベントでみつけた無料イベント2つに参加。

 

peatix.com

 

ひと昔前の「ちけっとぴあ」みたいなアプリですが、これまでの利用実績に応じてお薦めのイベントを通知してくれるところがミソ。特に無料イベントは掲載手数料も無料ですし、イベント直前のリマインダーメールやメッセージ機能も無料で使えるので、主催者にとっては大変便利なツールで、利用者にとってもありがたい。とても有益なアプリだと思います。

 

まず最初は、社会起業家のEdwinさん主催のワークショップ。

 

クラーク・キーにある政府のボランティア支援センターNVPC(National Volunteer and Philanthropy Centre)で開催。私のようなまったくの素人に一からビデオの撮り方を教え、全3回のセミナーの中で2~3分の短いドキュメンタリービデオを完成させて批評し合うというもの。

 

最初の回は、20代から70代までの15人ほどの参加者がそれぞれ自分の自己紹介や社会的関心事を述べて、障害をもつ人々などのビデオを実際に観た後、その構成の仕方を学びました。

 

冒頭の写真は、撮影する人から了解を取りつけることを説明するEdwinさん。

 

次にプロの映像作家であるSheggyさんが自分の撮影した外国人労働者のトラック運転手さんたちのビデオを見せながら、カメラのポジションと音声の拾い方を指導。

 

こちらはEdwinさんが家の近所で撮影したという野良ネコの画像と映像。スマホを自撮りモードにして地面に寝転がるようにして撮るといい映像が撮れるそうです。

 

参加者の1人で70歳の女優さんという女性は、講義中いろいろな質問をして意欲満々。2週間後の2回目のワークショップまでには、紹介されたアプリやソフトを使ってとにかく自分のビデオを作ってみる、ということですので、ちょっと大変ですが楽しみです。

 

次は、バスで30分ほど移動して古い公団住宅の中にある商店街の小さな音楽教室で開かれたミニコンサートへ。

 

Kim Eun Hyungさんというバイオリニスト兼シンガーソングライターと、Jelene Luarさんというキーボード奏者が、クラシックとジャズのテイストをミックスして、シンセサイザーを使いながらKimさん自身が撮影した映像に合わせて即興で音楽を作っていく、「7 days」という作品。

 

1日目から7日目まで、シンガポール内の公園やショッピングセンター、空港や水族館など、さまざまな場所で撮影された映像と即興音楽のコンビネーションが絶妙で、たいへん想像力をかきたてられました。

 

20人くらいでいっぱいになってしまう会場。身内っぽい方が多かったですが、私のようにPeatixで来たような人もちらほら。こういう素敵なイベントに参加できた現代のテクノロジーに感謝です。主催者の方にはさっそくアプリで「再演の予定があったらぜひお知らせください」とメッセージを送っておきました。

 

参加した2つのイベントに共通するのは、表現するときに映像が非常に大事なファクターになっているということ。

 

私もブログ用にスマホでいつも写真を撮影していますが、今後は画像撮影の感覚で映像を撮影し、人々に訴求していくことが表現者としては大切なんだろうなと改めて思いました。

 

とりあえずは2週間後のワークショップに向けて、ビデオ撮影がんばります。