ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

絵を描いて自分の好みの色が変わったことに気づく。

 

ここ1カ月ほど描いていた娘のポートレイトを完成させたことにしました(本当は直したいところが山ほどあるのですが、全部やっていると永遠に終わらないのでとりあえず一段落と決定)。

 

次に描き始めたのはちょっと小さめのキャンバス板にフランジパニ(プルメリア)。夫が大好きな花で、住んでいるマンションには鉢植えを置いてありますし、石垣島のカフェには何本も地植えしています。

 

ざくっと下絵を描いて色付けし始めたら、あれあれ、これって何かに似てるのでは…?

 

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と思ってよくよく見てみたら、シンガポール&マレーシアの華人文化、パラナカンの色づかいになっていることに気がつきました。

 

絵を描くとき、特に「こういう色のテーマにしよう」と決めているわけではありませんが、日本で暮らしている時にはアウト・オブ・イマジネーションだったこんな色づかいに自然となっていきます。

 

また、昔は服や着物を選ぶときでも、ピンクでももっとくすんだサーモンピンクが好みでしたし、グリーンでも抹茶色を選んでいましたが、今では原色をどんどん着ますし、還暦でもないのにちょっとおめでたい席の服は真っ赤もあり。

 

たぶんそういう色の服を着ている私を見て、誰も日本人とは想像できないと思います。MUJIに行っても、デニムやモノトーンはともかく、ベージュやカーキなど薄い地味色の服にはまったく食指が動きません。

 

 

 

アート教室の先生に「ゴーギャンっぽい」と言われた娘のポートレイトも、最初はドレスを白か水色にしようと考えていたのですが、どうも気持ち的にしっくりこないので紫に。薄い色じゃつまらないですよねー。と、純粋日本人にあるまじき嗜好に。

 

というわけで、シンガポール歴が長くなるにつれて、どんどん色の好みがカラフルになっていく日々を送っています。