ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

私が音声入力で文章を書くことができない理由

最近、夫はGoogle Speakerで毎朝ラジオ・ニュースを聴きながら朝食をとっています。

 

さらに、リビングにいるとき何か疑問があると、すぐにGoogleに聞くようになりました。例えば「ラッフルズ卿がシンガポールに到着したのは何年?」とか「シンガポールに生息している大きなトカゲの名前は何?」とか。

 

要するにwikiを検索する代わりに音声で検索しているわけです。

 

Google Speakerはこういう質問にけっこう正確に答えてくれるのですが、同じようなことをスマホのGoogleで聴いてもたいていわからないか、見当違いの答えが返ってくることが多く、やはり無料はだめか…とため息をつくことになりがち。

 

その点、私のi-phoneのSiriはもう少し頭がいいのですが、娘が調子にのってわけのわからないことを次から次へと聞くと、すねて「わからない」を連発。まったく役にたちません。

 

私の問題点は、英語の発音が悪いためかけっこう認識されないことが多くて、同じ質問を何度も繰り返さなければならないこと。夫のつよーいシンガポール訛りはけっこう聞きとるくせに、私の英語が聞き取れないのはシンガポール仕様にしてあるのかと疑います。こんなんじゃ、英語の音声入力はまず無理だな、とまたもや嘆息。

 

日本語の音声入力も同様です。さすがに日本語の発音が悪くて聞きとられないことはありませんでしたが、別の問題が発生。

 

まず、私の文章の場合、けっこう英単語が混じるので、それをどう発音したらいいのか迷います(これは日本人同士で話しているときも同じ。英語を話す習慣がある人は普通の発音でも日本語発音でも通じるのですが、まったくない人と話しているときには、それを日本語に訳すべきなのか、そのまま日本語英語で話すべきなのかとても悩むのです)。

 

結果、英語発音した場合はまずNG、英単語になることはありません。また、日本語発音でもまったく別の全然違う意味不明の言葉になることがほとんど。

 

もちろん、中国語の漢字変換は100%不可能です。

 

例えば、私がキーボード入力で中国語の単語を書く場合、「没用」(メイヨウ、中国語で「ない」という意味)は、「日没」と入力して「日」を消し、「用途」と入力して「途」を消します。「ボツヨウ」と入力して正しく変換は絶対してくれませんので、音声入力は当然むり。

 

勝間和代さんのブログを読んでいていつも羨ましいなーと思うのですが(最近私も長年使い過ぎてきたためか右手が腱鞘炎気味で、できればキーボードを使いたくないです)、まだまだフラストレーションなしに私が音声入力で文章を書くのは難しそうです。