Maxwell Food Centre ～ オフィス街のちょっとお洒落なホーカーセンター

地下鉄テロック・アイヤー駅、チャイナタウン駅、タンジョン・パガー駅のどこからもだいたい等距離にあるMaxwell Food Centre は、オフィス街にあるオフィスワーカーのためのホーカーセンター。

ランチタイムはこんな感じで、近所のオフィスで働く人たちでいっぱい。夜はもう少し家族連れなども増えますが、それでも仕事帰りに食事したり一杯飲んだりする人たちが多数派です。

働き盛りの舌が肥えてるお客さんを相手にしてるだけあって、ここでは、けっこうスペシャルなメニューのお店が目につきます。

こちらは「上海」の点心が売り物の店。上海名物点心といったら小龍包しか思い浮かばないのですが、けっこういろいろあるみたい。

こちらは餃子専門店。茹でたり、焼いたり、揚げたり（？）。

長蛇の列ができてたのは、故リー・クワンユー元首相と、リー・シェンロン現首相の親子二代の写真が飾ってある有名店らしきチキンライスのお店。

ここだけでなく、このホーカーセンター、なぜかチキンライスの店が多い。どの店もそこそこレベル高そうです。 

私は、ホーカーセンターには珍しいこの日本ラーメン店にしました。

日本ラーメンはシンガポールでは高級ランチで、ラーメン専門店は1人1,500円～2,000円くらいが普通。ここもホーカーセンターとしてはかなり単価が高いのですが、それでも7.8ドル（約650円）がスタンダードでリーゾナブル。

サンバル豚骨ラーメンというのを頼んでみました。

サンバルというのはこちらの唐辛子ソース。担々麺みたいな感じですが、豚骨はかなりコクがありました。でもねー、麺がねー。日本と同じものを期待するのはムリですね。

夫のはこれ。ダック・ライス。3.5ドル（約290円）。値段良心的。味はそれなりだったそうです。

こちらはエスプレッソと生ビールの店。ランチタイムの混雑時はムリですが、朝や仕事帰りにはここでカプチーノや生ビール飲んで少しゆっくりしても気持ちよさそう。 

オンデ・オンデというシンガポールのデザートのお店。人がたくさん並んでいたので食後に食べようと思ってたら、売り切れのため電気消して閉店してしまいました。

でも、新しく仕込んでる様子が見えたので「食べながら待ってるから」と予約注文したら作ってくれました。

オンデ・オンデ、5個3ドル（約250円）。できたてアツアツで、お餅を噛むと黒砂糖がじゅわっと口の中に溶けだしてきます。まぶしてあるのはとってもフレッシュなココナッツ。これがまた美味しい！　売り切れになるのも納得の味です。

娘へのおみやげに、大好きな揚げパン「油条」。この店はパンダン・ロールケーキが名物のよう。

この店もそうでしたが、QRコード決済ができる店が多いのもこのホーカーセンターの特徴。日本と同じで、シンガポールも高齢者を中心に現金決済が多い国で、特にホーカーセンターではほとんどが現金。しかし、こういうところからだんだん他のホーカーセンターにもQRコード決済が広まっていくのかもしれません。