猫たちの不思議な習性④ ~ 高い家具ほどひっかかれる。
猫を飼っていれば多少の家具被害は仕方がないとはいえ…、
我が家の猫たち、引っ掻く家具を明確に価格で識別しています。
我が家の持ちものの中で一番高かったのがこれ。
カッシーナの馬革の椅子。
20年前に倉庫を改装して住み始めたとき、設計してくれた友人に「一生モノだから」と強く勧められて買いました。割引してもらって確か1脚13万円くらいx4脚。
例外なく、すべてこのように引っ掻かれています。よほど爪がひっかかり易い模様。
すでに4脚ともぼろぼろですが、もったいなさすぎて捨てられません。友人が言った通り一生モノ。この状態で一生持ち続けそうです。
こちらは、ウォーターヒヤシンス製ソファのアーム部分。
ソファは長く使うものですし、3シーターでベッドにもなるものをと思い、さんざん探した結果これをみつけて、わざわざ日本からコンテナに入れて運んできたもの。猫たち、こちらも大のお気に入りで暇さえあればカリカリやっています。10年たったらこの通り。
気休めにしかなりませんが、段ボール製の爪とぎも置いてあります。確かにこちらでもカリカリやらないこともないですが、なにせ頻度が違う…。
そして、早く買い替えたいとずっと願っているIKEAの家具たちは、
まったく無傷。猫たち、見向きもしません。
確かに私がやりましたけど、それが何か?
反省の色がまったくうかがえない視線。