買って良かった調理器具⑥ ~ タニタの温度計
「料理は科学」。
調理師学校に通ってこのことを学びました。料理に愛はあっても困りませんが、科学がないと美味しい料理を家族に食べさせることはできません。
そこでこの温度計。
天ぷらって、野菜を揚げるとき(160~170℃)と魚介類(170~180℃)を揚げるときは油の温度が違います。
ローストビーフを作るとき、中心温度(50~65℃)でレアやウェルダウンなど焼き具合が違ってきます。
パンやパウンドケーキの焼き具合をみるとき、中心温度が95℃以上になっていれば生焼けにはなりません。
これを全部測れるのがこちら、タニタの料理用温度計。
計量スプーンや軽量カップなど、料理に使う体積で測る道具って実はけっこういい加減なんです。実際に水を入れて測ってみるとみんな重さが違ます(これが調理師学校の実習第1日目で習ったことでした)。
確実なのは数字で測ること。
私が通ったシンガポールの調理師学校の測りもすべてタニタ製でしたし(gとポンドの切り替えができるところは海外仕様でしたが)、温度も測るといいよと言われていました。特に業務用に大量に油を使うときはなかなか温度が上がりにくいので頻繁に測っていました。
安いものですので、家庭でも1本用意しておくといざというときに役立つと思います。
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