ミセス・ロウのシンガポール/石垣島デュアルライフ

50代から二拠点生活。都会&田舎で暮らす。

猫たちの不思議な習性⑤ ~ 何をされても怒らない猫格

我が家のおばあちゃん猫、18歳になる「うるさい」。

 

子猫で迷いこんできたときに、あまりにも泣き叫ぶ声がうるさいのと、とにかく人なつっこくて誰のところでもすり寄っていくので、日本に来たばかりの夫が「うるさい」にするか「フレンドリー」にするか悩んだ末に「うるさい」になりました。

 

お腹が空くと(最近はだいぶ認知症が進んでいるためお腹が空いてなくても)大声で鳴き叫ぶのも、何をされても怒らない(ブラッシングされるのが大嫌いなのでそのときだけは別)のも当時と今とほとんど同じ。

 

娘が学校の購買で買ってきたワンタッチ式のリボンをつけてみたところ、ご覧のようなとてもいやそうな顔をしていますが、引っ掻いたり噛みついたりせずされるがままにリボンを結ばれ、逃げることもなくじっと座っています。もう一匹の方だったら即座に大暴れして逃げだすところ(でも滅多なことではこちらに危害は加えてきません)。

 

この従順さは娘に対しても同様で、よくあんな暴力に耐えられるなーと感心するくらいいつもじっと耐えています。偉い! 娘がぐずぐず言っただけですぐに不機嫌になる私と違って君は猫格が高い。尊敬します。

 

猫ってほんとに1匹1匹の猫格が違っておもしろい。うるさいの前に飼っていた猫はとにかく気が荒くて、なでている時もいきなり噛みついてきたりするので、私の手はいつも傷だらけでした。

 

頭に被り物させられて何匹も重なっているような猫たちをネットで見かけますが、あの猫たちはうちのうるさいのようにおとなしい猫格なのでしょうか? それがあんなに何匹も家にいるってすごいなーと、ある意味羨ましいです。